『森から世界を変える
ソーシャルビジネスアワード』
ビジネスアイデア紹介

君の明日を変える、森・スタディーツアー

... 企画書より

【提案者】
野口良人さん


【想定した対象地域】
アジアの森林地域

【解決を目指す課題と目標】
アジア諸国における違法森林伐採や焼き畑農業を抑制する


【プレゼンテーションの概要】

アジア諸国で、地球温暖化の原因となる違法森林伐採や過剰な焼き畑農業を減らしていくために、それらを代替できるビジネスとして、現地の方々の賃金向上と森林保全の両方につながる自然を生かした観光業を提案します。

具体的には、高校生・大学生等の修学旅行、スタディーツアーや企業の研修旅行を、旅行会社と協力し対象地域の王道の観光プランに、植林や木材を使った工芸品作成などの体験の機会を組み合わせたパッケージとして提供。通常の観光による楽しみや満足感に加えて、現地の森や環境問題について知り新たな視点を得られるという大きな付加価値を提供します。

例えば、修学旅行には平均的予算として公立高校で1人あたり約10万円、私立高校で約30万円の予算といわれており、学校単位では大きな金額が期待できます。また現地の住民をスタッフとして雇用し、現地における収入手段の拡大と共に、対象地の森林保全を担う人材の養成も目指します。

課題としては、どのようして現地住民の理解を得たかといったことに加え、学校を相手とした営業でいかにして競争を勝ち抜いてゆくか、また、観光地と森林地帯の移動などツアー全体のコストをどの程度まで抑えられるかなどがあります。


講評

REDD+プラットフォーム事務局講評

将来を担う世代である「高校生」を対象にし、単なる旅行ではなく教育的役割も大きい「修学旅行」に森林保全を考える機会提供を盛り込むアイデアは面白いです。「課題点」として「学校を相手とした営業」を挙げていますが、この旅行パッケージ商品の購入者(参加者)にとって、付加価値への理解を得るにはどうしたらよいか、という点がカギになるでしょう。修学旅行は既にパッケージ化されたルートを回ることが多い中、新しいものをどのようにして学校側に受け入れてもらうか、また、少人数でなく学校全体の参加を目標とするという点について、どのようにして参加者全員にとって価値のある体験を提供できるか、といった点も更に検討出来ると良いですね。



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